VOL.11 (平成15年 12月25日発行)

 近頃、患者さんが死に直面したとき、どのような治療を希望するかをしっかり考えているご家族が増えてきました。  
 10年ほど前は、一日でも延命をと考える方がたくさんおられましたが、殊に2、3年前から大きく変わってきました。
 以前よりデンマークの医師達は『自分で飲んだり、食べたり、息ができなくなったら、人間の命は終わりだ』と考えるので、寝たきりはあり得ないし、「管をつけての最期は人間としての尊厳は保てない」と言います。まさにこの方向へ向かっています。
 元通りの元気な身体になれるなら問題はないのですが、最善を尽くしても寝たきりになったり、自分で飲んだり、食べたりできなくなった方に積極的に治療するのか、その前にもう数日の命となり回復の見込みがない方をどうするのか。こんなときご家族から「自然の経過を」「延命は望みません」「積極的な治療はいりません」等をはっきり言われることが増えてきました。そして安らかに息を引き取られる様子が自然となってきました。
 “自分や家族の命は自己責任で自己決定”が原則ですから当然かと思えます。
 良寛和尚いわく『災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候』。
 心、肺停止(心臓は止まり呼吸していない状態)で来院した患者さんの約9%は植物状態となります。
 人間、死ぬ時節には死ぬしかないかもしれません。医師は自分がされたくない医療はしない、が第一だと考えます。

            院長  馬殿芳郎
医療法人回生会宝塚病院
 [理念]
 1.心がかよう、患者さんに信頼される病院

 2.調和・進歩・向上

 3.地域社会への奉仕
 [基本方針]
1. 奉仕の精神を持ち、常に患者さんの立場に立った医療を行います。
2. 説明と合意に基づいた納得ゆく医療を行います。
3. 医療人として生涯学習に努め、医療の質の向上を目指します。
4. 地域の皆様の健康、保健のため開かれた病院を目指します。

爪白癬って
どんな病気?

藤井 直美
(皮膚科)
白癬菌によって起こる感染症です。多くの場合、足白癬、いわゆる足の水虫を放置したため、足の皮膚にいた白癬菌が、爪の中に入り込んで爪白癬を引き起こします。
 症状は、爪が混濁、肥厚、脆弱となり、表面は凸凹に、先端は破壊したりします。まずは、専門医で診断を!
 足の皮膚や爪を少し取り、顕微鏡を使って観察する方法、菌を培養する方法があります。素人判断せずに、正しい診断と最適な治療を始めましょう。

どうやって治すの?
硬い爪の表面から外用薬を塗っただけでは、爪の中にまで薬の効果が届きません。そこで内服薬による治療が行われます。

日頃の対策は?
  1.清潔に! 水虫は、スリッパなどのお履物やお風呂場のマットなどを経由してうつることが多いようです。
しかし、白癬菌が付着してもすぐには感染しません。
  2.通気をよく! ムレないように、通気性のよい履物、靴下にしましょう。
  3.乾燥させる!
  4.感染源を避ける!履物は共有しないようにしましょう。
  5.家族みんなで治療しましょう!
                        

天然にがり(コップに1〜5摘)で便秘を解消

大久保 續
(給食)

 下腹部太りは、おなかについた脂肪のせいだ!と、あきらめている人にも、「天然にがり」は効果を発揮します。
 ぽっこり膨らんだ下腹、気になる人の多くは自覚あるなしにかかわらず便秘ぎみだからです。便秘が長くつづくと、 本来ならとっくに体の外へ排出されているはずの余分な内容物が腸管に停滞し、下腹にため込まれていきます。 この状態で食べたり飲んだりすると、腸管はますます詰め込み状態になり便秘は悪化、この悪循環が下腹ぽっこりを引き起こすわけです。
 そこで登場するのが「天然にがり」!「天然にがり」で便秘を解消すれば「便秘=下腹ぽっこり」の悪循環を無理なく断ち切りスリムな体形をキープ出来るでしょう。


当院の医療機器をご紹介
「キセノン光線治療器 EXCEL−Xe」

 キセノン光線治療器 EXCEL−Xeは、光をストロボのようにパルス発光させることで、光による深部温熱と、同時併用する干渉波による電気刺激の複合治療器で、 低周波治療器・レーザー治療器・温熱治療器の3つの効果を一台でカバーすることができます。
 太陽光に、より近い光が体深部に吸収され、安全に加温し血行を改善して筋緊張を解き、加えて電気刺激を併用することで長時間鎮痛・鎮静作用をもたらします。
 適応は肩・腰・関節等慢性疼痛、むち打ち後後遺症の改善、血行不良を原因とした痛み、リウマチの浮腫の拡散、自律神経の調整などに良く効きます。

   

[患者の権利]
患者様の人権を尊重し、患者様と病院・職員との相互の信頼関係に基づいた医療を共同して作りあげていくために、当院は「患者さんの権利と責務」を定めています。
1. ご自分の病気や診療のことで疑問があれば、どのようなことでも質問する権利があります。
2. 検査や治療を受けるときには、よく理解できる言葉で説明を受け、自らの意志でそれを選択・決定する権利があります。
3. 診療の過程で得られた個人情報やプライバシーは、守られる権利があります。
4. 良質な医療の提供を受けるため、患者様はご自分の健康に関する情報について、医師をはじめとする病院職員にできる限り正確に提供する責務があります。